モータースポーツブーム
こうした熱狂の中、1987年の中嶋悟のF1への参戦を機にモータースポーツブームが巻き起こり、多くの日本企業がF1チームの買収やチームのスポンサーに名乗りを上げた。
また、国内のモータースポーツの最高峰である全日本F3000選手権には、サントリーや日本たばこなどの大手企業から、武富士やプロミスなどの消費者金融業者や、不動産取引で大金を手にしたにわか仕立ての中小企業まで多くの企業がスポンサーに名乗りを上げ、空前の参戦台数を記録した。
日産・シーマやトヨタ・ソアラ、トヨタ・クラウンなどの国産高級車への人気集中(「シーマ現象」と称された)が起きた他、ステータスシンボルとされていた外車も、その販売台数の急増から、メルセデス・ベンツ 190Eが「コ(子)ベンツ」、BMW3シリーズが「六本木カローラ」などと揶揄された。
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特に高級外車は、東京都心や大阪市内などの大都市の道路でメルセデス・ベンツ560SE(ケーニッヒやキャラットコンプリートなどのチューン版も多かった)やポルシェ・911、ジャガー・XJなどが走っているのが全く日常の光景の一部となり、フェラーリやランボルギーニ等のロードゴーイングカーや、マセラティやデイムラーなどの、これまで輸入台数の極端に少なかった高級車が走っていることでさえ、大都市近郊においては特に珍しい存在ではなくなったのはこの頃以降のことである。
またこの当時、ヤナセ(メルセデス・ベンツ)やBMWジャパン(BMW)などの正規輸入販売代理店経由でこれらの車を購入する場合、車種によっては注文してから納車されるまで1年以上かかるケースがあっため、輸入車専門店がドイツやアメリカ、ドバイなどから新車(時には中古車)を並行輸入し、「即納車可能」として正規輸入販売代理店の販売価格に上乗せしたプレミアム価格で販売しているケースもあった。